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努力と結果

〈結果〉を出すためには、努力が必要なのか?  そう問われると、私は〈結果〉に努力は必要ないと答えます。    でも、おそらく〈結果〉を出すためには努力が必要です。    ただし、〈結果〉が出ても出なくても、努力は何の評価の対象にもなりません。    そもそも職人として、日々努力することは、当たり前だからです。     “結果こそが、全て。”  それが、職人といわれる人種の、絶対的な真理です。      単純に〈販売する〉というだけであれば、技術は必要ありません。  その製品情報の知識を頭に入れておけば良い。  でも、それだけであれば、専門店である必要も、楽器屋である必要もない。  〈販売する〉というだけであれば、雑貨屋でも八百屋でも、楽器は売れます。    カタログに記載されている内容でしか説明できないようであるのなら、誰でも販売可能です。        当店は、Wilson Pickup Systems の正規代理店です。    Wilson側から代理店になることを打診された時に、私は最初に、修理部品の供給が可能かどうかを確認しました。    Wilson側からは、修理部品の供給と、本国(デンマーク)に送っての修理についても、即答で確約をしてくれました。    そこから、代理店へ向けての交渉が始まりました。  私は、Wilsonが修理用の部品を供給しないと返答したら、代理店の要請を断るつもりでした。    それにしても、修理部品の供給了承を即答するWilsonの誠実さには驚くばかりで、その誠実さは、今でも変わりません。    ピックアップの修理部品の供給を確約するメーカーなんて、私の記憶ではWilson以外にはありません。       元々、Wilsonピックアップについては、ある程度、勉強していましたが、代理店になったと同時に、再び猛勉強をしました。  その結果は、過去の記事からも読み取っていただけるかと思います。      〈販売する〉だけであれば、誰にでもできるのです。  ただ、“それが専門店としての正しい在り方なのか?”という意識の問題になって来ます。    

   ちなみに、WilsonのHPには、代理店として、ちゃんと当店が世界地図の上に掲載されています。 https://wilson-pickups.com/resellers/

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