壊れたペグを、格好良く撮影してみる。
撮影したカメラはSIGMA fp、使用したレンズはCarl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ。
もう40年ほど前のレンズ…ということになるでしょうか。
モノクロで撮影するには、少しCarl Zeiss Planarは上品すぎたか。
モノクロ写真は、通常よりも少しコントラストを強く、そして影を強めに仕上げると、雰囲気の良い写真に仕上がる。
フィルム時代の写真の雰囲気を出すのであれば、影を黒く塗りつぶすぐらいに大胆に落としてしまうのも良い。
もっとも、影を黒く破綻させてしまうのであれば、思い切ってフィルム時代の東ドイツやロシアなどの共産圏のレンズを使うのも面白いです。
…という話題ではなくて。
こちらYAMAHA SLB200の壊れたペグ。
YAMAHA SLB200の販売開始は2004年です。
だから古い個体であれば、色々な箇所に不具合が出てきても不思議ではありません。
特にペグの故障(破損)の相談は多く、幾度か交換作業を承ってきました。
SLB200で使用されているペグは、エレキベースなどで有名なGOTOHです。
ギアの部分は非常に堅牢に作られているのですが、持ち手の部分が取れてしまうことが多いです。
リベットが打たれているわけでもなく、強力に接着されていたようです。
しかし、経年劣化には勝てなかったようです。
このように壊れてしまうと修理不可能ですが、交換は可能です。
YAMAHAが保守部品として取り扱っているので入荷可能です。
以前、YAMAHAに問い合わせたことがあるのですが、YAMAHAの製品はYAMAHA製品(教育楽器を含む)を取り扱っている楽器店であれば、どんな楽器でも修理対応可能となっているそうです。
SLBにしても、基本的には購入された楽器店に修理・調整に持ち込むことが推奨されていますが、地方のYAMAHA直営店やYAMAHAの代理店でも修理・調整が可能なようです。
その場合、楽器の修理・調整はYAMAHAの浜松の工場に送られるとのことでした。
ということで、YAMAHA SLBの修理・調整は…。
その1 購入された楽器店
その2 YAMAHA直営店
その3 YAMAHA製品を取り扱っている楽器店
その4 コントラバス専門店
その5 あまり期待をせずに絃バス屋
という順番になりそうです。