Rastakという、イランの民族音楽のバンドです。
イランの地域の民族音楽を取り入れつつ、ちょっとポップに仕上げた感じの曲を演奏するバンドです。
だから一般的な中東の民族音楽に比べると、聴きやすいかと思います。
今回紹介する曲は、クルド地方の民族音楽を軸に作り上げられているようです。
使用する楽器は、基本的にアラブ地域で良く用いられている古楽器たちです。
その中に、コントラバスが加わっています。
ケマンチェ(kemanche)のような擦弦の古楽器と相性の良いアコースティック系の低音楽器となると、やはりコントラバスが選ばれることになるのかなと思います。
ケマンチェは、ヴァイオリンの先祖とも言われている楽器ですね。
ケマンチェは楽団の前から2列目、右から二番目と三番目の楽器です。
コントラバスは、よくアラブ系の民族音楽の中でも見かけることがあります。
映像にはチェロのような楽器も見つけることができますが、これは『Bass Qeychak(ケイチャク)』という楽器だそうです。
今回の映像には自動翻訳がついていて、字幕を見てみると、どうも恋愛ソングのようです。それも一方的な片思いの。
コントラバスという楽器が世界中の民族音楽を支えている。
これはなかなか興味深く、面白いですね。