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Epifani

  • gen-bassya2015
  • 2021年11月19日
  • 読了時間: 2分

本日は、ベースアンプのスピーカーキャビネットEpifaniの改良依頼を受けました。


  “エレキベースでは丁度良いが、コントラバスではサウンドが硬すぎる。”  そのような相談を受けました。    改良作業を行う前にオーナーに試奏していただき、サウンドを確認します。  低音域用のスピーカーであるウーハーと、高音域のスピーカーであるツイーターがクロスオーバーする周波数を確認すると、2kHzでした。  コントラバスで使用することを考えると、少しクロスオーバーの周波数が低いと感じました。  経験上、コントラバスで使用することを考えると、4〜5kHz付近でクロスオーバーをさせると、扱いやすいサウンドになる印象があります。

 とはいえ、サウンドを確認する限りでは、“これは大きな改良ではなく、吸音材を交換するだけで解決できそうだ。”と判断をして、分解を開始します。      分解をすると、キャビネット内部に吸音材が確認できます。


 吸音材の材質は、グラスウールです。  写真でも確認できる通り、キャビネットの内部全体に吸音材が入れられているわけではなく、半分ぐらいの量の吸音材が入っていました。    吸音材素を使用する際に、キャビネット全体に使用する必要があるわけではなく、必要に応じて、増やしたり減らしたりするもです。    吸音材の材質を確認すると、前述の通り素材がグラスウールですが、少し硬めでした。  そこで、同じグラスウールでも柔らかめの素材のものを使用して、キャビネット内部全体に敷き詰めました。


      組み上げて試奏をしてみると、狙った通り、程よい柔らかさのサウンドに仕上がりました。




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他店での新規購入 持ち込み取り付け依頼の停止について

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