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職人の倫理観が問われる
こういうことは『これは、おかしい!』と演奏者が声を上げなければ、もう変われない、そんな時代だと思います。 駒の足の下に板を足して弦高を上げる。 通称、下駄を履かす。 しばらく前に、この楽器の駒の交換の依頼を受けて、その時に楽器の状況を確認した時に撮影。...


膠を流しても直らない
珍しく、楽器の話。 しかも修理技術の話。 珍しく、珍しく。 何年もの時間をかけて材木が乾燥をすると、縮みます。 すると、材木は割れます。 それはコントラバスでも同じ現象が起きます。 それは、ある程度は仕方のないことです。...
これは終わりの始まりか?
卵が先か?鶏が先か? 物事の起源が曖昧な時に使われる言葉。 もう何ヶ月も前の話ですが、職人仲間と話をしていたときの話題。 とある弦楽器職人が言ったそうな。 “ウルフトーンは楽器が良く鳴っている証拠だから、無理に消さなくていいんだ。それは演奏家が演奏技術で対処すれば良い。”...


結局のところ・・・直らない
あまり、こういうネタを出したくはないけれど・・・。 ここ最近、あまりに(過去の)悪質な修理を目にする機会が多いので、ちょっとだけ。 ネックが折れた場合の修理方法で、『折れた箇所を適当に接着して、あとはボルトで固定。』という作業をする修理業者が稀(まれ)に存在しますが、ボル...


ちょいと、久しぶりに毒を吐きます。
(コントラバスとしては)あまり高価ではない楽器を持ち込まれたときに、オーナーから“こんな安い楽器で申し訳ありません・・・。”と開口一番で謝られてしまったことは、数知れず。 『安い楽器を職人に修理させることは恥ずべきこと』のような価値観は、誰が広めたのでしょうか?...
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